枕選びについて(vol.4)
横向きで寝る方へ
横向き寝にも問題点はある
前回までは仰向け(上向き)で寝ることを前提にお話ししましたが、今回は横向きで寝る人向けです。
横向きに寝ても問題点はいろいろとあります。
横向き寝の問題点
横向きになると、肩幅の分だけ枕の高さを高くしないと頭が下がってしまいます。
頭が下がってしまうと背骨が曲がります。
これが横向き寝の問題点のひとつ目、頭が落ちて背骨が曲がることです。
こんな姿勢で毎日8時間寝ていたら姿勢が悪くなりそうです。
問題の解決策は?
そこで肩幅の分だけ高さのある枕を用意し、頭を支える為の高さを確保します。
この枕で頭が支えられ、頭が落ちるのを防ぎます。
何よりあれだけ曲がっていた背骨がまっすぐになったことが最大の成果です。
仰向けの時は頭が前に出た状態になってしまうことが問題だった高さのある枕ですが、横向きでは反対にその高さで肩幅の高さをカバーして頭を支え、まっすぐな背骨にすることに貢献しています。
横向き寝の人も寝返りを打つ
横向きだけなら問題ないのですが、寝ている最中には寝返りを打ちます。
寝返りをしないと特定の一部ばかりが圧迫を受けてしまったり、血液循環が阻害されてしまったり、体内の改修作業に支障が出てしまったりと、いろいろな弊害を起こてしまいます。
こういった弊害を起こさせない為にも、寝返りを妨害する要因を作ってはいけません。
寝返りがしやすく、且つ、横向きにも他の動きにも対応しているのが理想ですが、すべてを叶える枕は存在しません。
ではどういう形状がいいのか?
寝返りを打ってもいいように、両脇が肩幅の分の高さを高くして頭が下ががらないようサポートしてくれる形状のものがよいと思います。
人によって合うもの、求めるものが違うので、これといった正解はありません。
いろいろ試してみるしかありません。
今回のお話がその際の参考になれば幸いです。
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大蔵カイロプラクティック川越伊勢原整体院では、肩コリや腰痛だけでなく、各種の症状に悩む方々が来院されています。
施術はもちろんのこと、それだけでなくご紹介した例のように、今までとは別の方法をとることで、なかなか解決できなかったお悩みが解決される場合もありますので、このようなアドバイスをいろいろと提案しています。
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