脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症
こんな症状で困っていませんか?
- 腰・臀部・下肢のしびれ
- 歩けなくなるが少し休むとまた歩ける
- 重だるさや脱力感がある
- つまずく、足が絡む
- 背筋を反らせると症状が悪化する
- 朝や寒い時期に出やすい
- 排尿・排便障害
逆にこれで楽になりませんか?
- 前屈みや背中を丸めた状態が楽
- 自転車は乗っても症状が出ない
- 痛くても少し休むと楽になる
いくつか当てはまると思いますがご安心下さい。
当院でそのお悩みを改善した人がたくさんいます!
脊柱管狭窄症について
脊柱管狭窄症とは?
脊柱管狭窄症は背骨内部の神経の通り道である「脊柱管」が狭くなってしまう病気です。
狭くなることで脊柱管の中を通っている神経が当たってしまい痛みやしびれを出します。
一般的には加齢による骨や靭帯などの変性ですが、すべり症や椎間板ヘルニア等から発症することもあります。
脊柱管とはどういうものか?
背骨は同じような形をした骨が一列に連結して形成されています。
背骨の骨は塊ではなく、トンネル状の穴が縦に開いています。
連結しているのでトンネルもずっと続いています。
この長く続くトンネルを脊柱管と呼びます。
このトンネルには脳から続く神経である脊髄(神経)が通っています。
このトンネルがまっすぐきれいな状態であれば問題ないのですが、余計な出っ張りが出ていたらどうなるでしょう?
中を通る脊髄(神経)に当たります。
神経に当たると痛みやしびれを出します。
これが脊柱管狭窄症です。
脊柱管狭窄症の原因
脊柱管狭窄症の原因としては、
●背骨の変性・肥厚
●黄色靭帯の肥厚
●背骨や椎間関節から突出
●変形した椎間板の突出
等によって、脊柱管の内部が狭くなり、脊髄(神経)が圧迫され、腰や脚に痛みやしびれなどの症状を起こすものです。
加齢により骨や靭帯などが変性して起こることが多いです。
50歳代以降に発症する人が多くみられます。
70歳以上になると70%とかなり多くの方が罹患していると考えられています。
脊柱管狭窄症の症状は?
●腰痛
●腰・臀部・下肢の痛みやしびれ
●間欠跛行(かんけつはこう)
●重だるさや脱力感
●つまずいたり足が絡む
●背筋を反らせると症状が悪化する
●排尿・排便障害
などが主な症状です。
間欠跛行(かんけつはこう)とは、しばらく歩くと痛みやしびれが出て歩けなくなるが、少し休むとまた歩けるようになる脊柱管狭窄症の代表的な症状です。
排尿・排便障害は、危険度が高い注意すべき症状ですので、すぐに病院に行きましょう。
判断基準
- 臀部から下肢にかけての痛みやしびれがある
- 臀部から下肢にかけての症状は歩く・立つ動作で強くなり、前屈みや座る動作で軽くなる
- 腰痛はあるが、臀部から下肢にかけての症状がない場合は脊柱管狭窄症ではない可能性がある
- 臀部から下肢にかけての症状がない場合は、腰痛の有無にかかわらず、脊柱管狭窄症とは認められない
- 症状とMRI等の画像検査の結果が一致する
放っておいて治るのか?
脊柱管が狭くなったのは骨や靭帯の変性や肥厚が原因です。
狭くなった部分を切り取らない限り状況は変わりません。
長い時間が経過すると、それだけ狭窄が強くなる可能性が高いです。
病院での治療
保存療法
病院での治療は様々な方法があります。
運動療法 ストレッチ
理学療法 リハビリテーション
装具装着 コルセットなどの装具
薬物療法 湿布、鎮痛剤、血行促進剤、
神経ブロック注射 等
手術
保存療法で解決しない場合は手術となります。
様々な方法があり、機材や薬剤の進歩で昔に比べ向上しています。
しかし、脊柱管及びその周囲は神経や血管が密集している所ですので、リスクが高い手術には変わりありません。
手術が成功しても思ったほどの改善がなかったり、再発してしまうこともあります。
このあたりが手術を敬遠する人が多い理由なのでしょう。
似た症状の病気
- 椎間板ヘルニア
- 抹消動脈疾患
- 糖尿病性神経障害
等は脊椎管狭窄症と似た症状が出るので混同されます。
それぞれ治療方法が違います。
正しい状況を把握する為にも病院で調べてもらいましょう。
当院では
当院で脊柱管狭窄症は治せません
当院は病院ではないので脊柱管狭窄症は治せません。
根本治療をお望みの場合は整形外科等の病院に行ってください。
お役に立てる事があります!
当院では脊柱管狭窄症は治せませんが、
- 痛みの軽減
- 関節の可動域の拡大
- 動作の回復
- それにまつわる諸症状の改善
ではお役に立てる事がいくつもあります。
脊柱管狭窄症によって妨げられていた活動ができるようになった方々も多くいらっしゃいます。
当院の施術
トリガーポイントセラピー
トリガーポイントとは簡単にいうと筋肉が硬くなったコリのことです。
このトリガーポイントを圧迫してコリを緩めることで、筋肉の緊張が解かれ、血管が拡がり、高ぶった交感神経(自律神経)を鎮めます。
問題の腰だけでなく、その周辺の足・骨盤・背中・肩や首に至る筋肉も緩めていくことで、全体の負担が軽減し、身体に余裕が生まれてきます。
むしろ問題の箇所よりその周囲に力を注いでいます。
なぜなら長期にわたると、狭窄症の痛みよりその周囲の痛みや動きの悪さの方が支障が出て辛くなってくるからです。
実際に筋肉が緩んで動きがよくなることで、可動域の拡大、痛みの軽減、血流の改善が進み、患者さんから高い評価を得ているからです。
姿勢
痛みよって、つい変な体勢になってしまいます。
しかしその変な体勢が新たなコリや痛みを作り出します。
そこで痛みの出にくい立ち方や座り方を提案し、支障を減らしていきます。
セルフケア
自分で簡単にできる体操などを提案しています。
人によっては起き上がり方や立ち上がる時の痛みを少なくするコツなどを紹介しています。
整体院に行く利点は?
利点はいくつもあります。
痛みの軽減により、痛みで起き上がれなかったのが起き上がれるようになった。
動きが改善したことにより、今までより長く楽に歩けるようになった。
人によっては脊柱管狭窄症であることがあまり気にならなくなって、暗い気持ちが晴れたと言われたこともあります。
今痛いのは脊柱管狭窄症本来の痛みとは限りません。
意外かもしれませんが、その周りの筋肉が硬くなったりしていることによる痛みや動きにくさの方が、比重が高い場合もあります。
まだ症状が軽い段階では、その可能性も充分あります。
背骨の手術は高いリスクを伴いますし、完治しなかったり再発の可能性がありますので敬遠されるのも理解できます。
しかし、放置して快方に向かうことは稀で、悪化を招くことになりかねません。
手術はできればしたくないというのであれば、一度整体を検討してみてはいかがでしょうか?