前脛骨筋
前脛骨筋(ぜんけいこつきん)は脛(足のすね)の筋肉で、歩行や姿勢の安定に深く関わっています。
歩き過ぎ、長時間の運転や作業など、誰でもコリやすい筋肉です。
「弁慶の泣き所」ともいわれる場所です。
前脛骨筋について
どこにある筋肉なのか?
下腿(膝から下、足首の上)の前面の外側寄りにあります。
表層に近く、触りやすい筋肉です。
膝側では骨の外側に付着していますが、足側では骨の内側に付着している筋肉です。

前脛骨筋の上に位置する「足三里(あしさんり)」は、有名なツボ(東洋医学の経穴)です。
起始(始まりの部分)
脛骨外側顆
脛骨外側面
下腿骨間膜
停止(終わりの部分)
内側楔状骨
第1中足骨底
働き(作用)
足関節の背屈
- つま先を持ち上げる動作
- 歩行時に踵(かかと)が地面に接地した直後につま先が下がるのを防ぐ

足の内反
- 足裏を内側に向ける動き
- 足部アーチ(内側縦アーチ)の保持

歩行との関係
・足が急激に落ちるのを防ぐ
・足を前に出す際、つま先を上げてつまずきを防止
等、円滑に歩くだけでなく、まともに機能しなくなると転倒などのおそれがあり危険です。
よく起こる不具合
痛みの原因筋のひとつ
・シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)
(走る・飛び跳ねる動作が多い人)
・前脛骨筋のハリ感・疲労
(歩き過ぎ・長時間の運転や作業)
・足首の動きの悪さ・硬さによる代償動作
(歩き方の悪さなどを補う動き)
前脛骨筋が弱いと
・つまずきやすくなる
・歩行が不安定になる
・下垂足(ドロップフット)
といった各種の問題が起こります。
筋力の低下、筋肉量の減少の他、筋肉疲労による機能低下も原因です。
押圧による施術
硬くなった前脛骨筋を緩める為、指で押圧します。

前脛骨筋を一直線上に押圧して筋肉全体を緩めていきます。
歩き過ぎや長時間の運転や作業でも起こる身近な症状です。

押されると結構痛いです。
人によっては声を上げたり、プルプルと震える反応が出ます。
しかしながら、押圧後は痛みが減って足が軽くなるので、ぜひやって欲しいと言われるポイントでもあります。








