腸腰筋(大腰筋と腸骨筋)
腸腰筋(ちょうようきん)は、体のインナーマッスル(深部にある筋肉)で、姿勢・歩行・体幹のバランス保持、各種動作などに関わっている重要な筋肉です。
腸腰筋について
腸腰筋は2つの筋肉
- 大腰筋(だいようきん)
- 腸骨筋(ちょうこつきん)
をまとめた総称であり、「腸腰筋」という筋肉は存在しません。
どこにある筋肉なのか?
腰椎の側面や骨盤の内側から股関節の下までつながっている筋肉です。

大腰筋(だいようきん)
起始:第12胸椎から第5腰椎までの椎体(背骨本体)側面および椎間円板
停止:大腿骨の小転子
腸骨筋(ちょうこつきん)
起始:腸骨窩(骨盤内側の窪み)
停止:大腿骨の小転子
働き(作用)
- 股関節の屈曲(太ももを前や上に引き上げる)
- 股関節の外旋(太ももを外にひねる)
- 脊柱の安定化
よく起こる不具合
腰痛
骨盤の安定性が低下し、腰痛を引き起こす
姿勢が悪化
猫背で骨盤が後ろに傾き(後傾)、腰だけでなく背中や首にも悪影響
骨盤が後ろに傾き(後傾)、猫背やぽっこりお腹(下腹部が出る)になる
腰が反った姿勢(反り腰)になり、腰椎への負担が増え、腰痛を引き起こす

歩行障害・転倒リスク
歩幅が狭くなったり、足が上がりにくくなったり、つまずきやすくなる
股関節の安定性が低下し、足が上がりにくくなり、転倒しやすくなる
内臓機能の低下
内臓が正しい位置に保てなくなり、便秘など内臓機能が低下
その他
腹圧が弱まり、むくみやダイエットの悩みの種にも
呼吸が浅くなり、自律神経の乱れを引き起こす可能性もある








